めんつゆで出来る!かれいの煮付け

カレイの煮付け

身がぷりぷりで濃厚な卵がたくさん入ったかれいの煮つけは、味が濃すぎたり生臭かったりといった失敗もよくあるレシピですが、めんつゆを使えば誰でも失敗なく簡単に美味しく調理することができます。
今回は「めんつゆで出来る!かれいの煮つけ」についてまとめてみました。

かれいの見分け方と下ごしらえの方法

ひらめとかれいの見分け方

左ひらめに右かれいと言われている通り、目を上にしたときに左に目が来るのがひらめ、右にくるのがかれいという見分けかたが一般的です。が、海外ではかれいの目の位置が逆になることもあるため、輸入もののかれいはこの限りではありません。一番見分けやすいのが口の部分で、ひらめは口が大きく獰猛そうな歯を見せますが、一方でかれいはおちょぼ口です。

おいしいかれいの見分け方

一口にかれいと言っても様々な種類がいますが、スーパーでよく見かける一般的なかれいはアサバガレイ、カラスガレイ、マガレイ、イシガレイ、マコガレイなどです。このうちカラスガレイは身がホロホロと崩れやすく、煮つけにすると煮崩れしやすいので焼き料理に適しています。他のかれいは煮つけに向いていると言えるでしょう。
新鮮かどうかはかれいの身の表面をチェックします。適度にぬめりがあり、つやがあれば新鮮ですが、ヌメリが濁っていてたくさん出ている場合は鮮度が落ちているといる証拠です。弾力があって肉厚なものを選ぶようにしましょう。
可能であれば身をひっくり返して白い部分をチェックします。裏側がうっ血しているものは鮮度が落ちており、逆に白いままのものであれば新鮮さを保っているという意味になります。

基本!かれいの下ごしらえ

かれいの切り身に十字に切れ目を入れて味が浸みこみやすいようにします。子持ちガレイの場合は卵を傷つけないように気をつけましょう。
両面に塩を振って20分ほど放置します。表面に水分が出てきたら、沸騰した湯にくぐらせ、表面の色が変わったら氷水につけます。表面のヌメリや汚れ、血合いなどを優しくキレイに洗っておきましょう。

簡単!めんつゆで出来る!かれいの煮つけ

かれいの煮つけの材料

かれいの煮つけの材料(4人分)は以下の通りです。
*かれい…4切れ
*ネギ…1本
*ショウガ…1かけ
*めんつゆ(3倍濃縮)…80cc
*水…160cc
*酒…大さじ3

基本!かれいの煮つけの作り方

かれいの煮つけの作り方の基本は以下の通りです。
1.フライパンにめんつゆ、水、酒、千切りにしたショウガを入れて火にかけます。
2.沸騰したらかれいの切り身を静かにフライパンに並べ入れ、隙間にネギを入れます。
3.落とし蓋をして中火で15分ほど煮ます。
4.途中で煮汁を何度かかけまわします。
5.器に盛る際も煮汁をかけまわしましょう。

余った煮汁はどうする?

かれいの旨みがたっぷり出た煮汁で味つきたまご

かれいの旨みがたっぷりと出た煮汁を捨てるのはもったいないですよね。オーソドックスにご飯にかけて楽しむという手もありますが、ちょっと手を加えて味付きたまごを楽しんでみましょう。
お好みの固さに卵を茹で、保存袋に煮汁とゆで卵を入れて冷蔵庫で一晩冷やすだけで、簡単に美味しい味付き卵が完成します。お弁当やラーメンの具などにも重宝するのでオススメです。ちなみにゆで卵は、沸騰したお湯に冷蔵庫から出したばかりの卵を入れ、8分茹でてすぐに冷水につければとろりとした黄身の半熟卵ができます。

まとめ

かれいの煮つけの作り方についてまとめてみました。
かれいの煮つけはちょっとハードルの高そうな和食ですが、めんつゆを使えば誰でも簡単に作ることができます。美味しそうなかれいを見つけたら、是非作ってみましょう。

こちらもどうぞ!→「さばの味噌煮」の作り方

関連レシピ